今日の自分が一番好き!そんな旅の途中。

〈学歴&資格なし〉高卒公務員がアラサーで退職して海外に行った話

2022/01/13
 

私は、高校卒業後に国家公務員になり、約10年働いていました。
一生懸命勉強して公務員試験に合格し、定年退職まで安定した給与をもらって働く道を手にしたにも関わらず、30歳を前に自ら退職する道を決断しました。 

公務員の仕事も楽じゃない。でも仕事が嫌で辞めたわけではない。

公務員の仕事にも色々ありますが、私は事務作業だけでなく窓口対応や外に出たりする仕事もしていたので、比較的やりがいを感じて働けていたと思います。
しかしながら、組織内での自分の将来を何となく予想できることや、理不尽な理由で組織のために犠牲になる事もあるのだということに気づいてから退職を意識し始めました。(もちろん組織に守ってもらったり、自身を評価してもらえたという恩恵も受けました。)
公務員を辞めて具体的にやりたいことがあったわけではありませんでしたし、高卒の私は公務員を辞めたら何も残りません。
それでも退職することを決めたのは、先の見えない可能性の方が楽しいと思ったからです。
好きな時に、好きな場所で、好きな人と働ける生活がほしいと思ったのです。

辞めたら何もないと思っていたけれど、辞めても私は私だった。

高校卒業後すぐに公務員になったため、私は公務員の仕事しかしたことがありませんでした。
なので仕事は自分のアイデンティティの一つであり、それを手放してしまった時「果たして自分は社会で通用するのだろうか」と大きな不安を抱えていました。
また、ずっと周囲の目を気にして生きてきた私は、自分自身に自信が無かったのです。
とはいえ当時の私は、お世辞を言ったり、空気を読んで状況にあったことを言えるほど英語力が高く無かったため、自ずと自分の言葉をストレートかつシンプルに伝えざるを得ない状況となってしまいました。(何を言われたかわからないので悪意ある言葉をスルーできたというのもありますw)
言葉で誤魔化すことができない環境で、素の自分で振る舞ったにも関わらず周囲の人たちに受け入れてもらえたというのは、私にとってはとても大きな力になりました。

海外経験を経て成長した自分が低評価されないために

海外では、言葉や文化の違いによる失敗や反省が沢山ありましたし、言葉や文化の違いを越えた交友関係や貴重な体験がありました。
海外に行ったことで日本でのキャリアを失ったとか、同級生に遅れをとったなどと評価する方もいらっしゃったりしますが、日本では経験できないことを成し遂げてきたのであれば全く気にする必要はありません。(海外に居ただけで現地で何も行動をしなかった留学生も一定数いるので、遊んできたという評価をされるのも理解はできますし。)
また、帰国してからの難関はやはり転職活動でした。ちょっと英語ができる人材というのは今やどこにでもいるので、海外から帰ってきた=英語を使った仕事が見つかるというのは楽観的過ぎるかもしれません。
海外で得たものは英語だけではありませんので、海外で経験し、乗り越え、培ってきたもので自分をうまく魅せるセルフブランディングがとても大事です。

公務員を辞めたことは全く後悔していない!

私は、カナダ、イギリスワーホリのあと、御縁あってドイツ、フランスでもインターンシップ経験をさせて頂きました。
10年勤めた職場を去る時、「公務員を辞めた自分に一体何が残るのだろう」と何度も何度も思いましたが、がむしゃらに楽しんだ先には想像もしなかった出会いや体験がありました。
なんだってできる!どこでだって働ける!そう思える自分になれたのは海外生活のおかげ。海外で働く決断をしたあの時の自分のおかげ。
たくさんの傷ついたり、悔しい思いをしたこともありましたが、だからこそ得られたものが確かにありました。
私は今、過去の自分の選択を誇りに思っています。

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