今日の自分が一番好き!そんな旅の途中。

【大人ダンス歴10年】いつか誰かの記憶に残りたい〈運動嫌いでもダンスはできる〉

 

私は、社交ダンス(ボールルーム、ラテン)、ポールダンス(ポール、エキゾッチック)、フラメンコを習ってきました。
23歳になる年からダンス(社交ダンス)をはじめ、今年(2020年)でダンス歴10年となります。
ダンスを始めた時、周りの人からは「この年から習うの?」「ダンスを習って何になりたいの?w」等と色々言われました。
まだ若かった私は何か理由を答えなきゃ・・・と、『ダイエットのため』とか『健康のため』等、それ以上何も追及されないよう当たり障りない回答をしていました。

でも違うんですよね。
好きだからやってんですよ。大好きになっちゃったからですよ。
周りに何と言われようとも、私は魅力的なダンサーたちに心奪われてしまったもんだから、運動嫌いのぽっちゃり体系でも遅ればせながら真剣に始めてしまったのです。

子供のころから太っていた。運動嫌いの幼少期。

子供の頃、何の気なしにダンスをやってみたいと親に言うと、

  • ダンスを本気でやっている人は物心つかない頃からやっている(だからあなたはもう遅い)
  • 身体が柔らかいころから始めていないといけない

等と言われたことを覚えてます。
その時は、おそらく「友達の〇〇ちゃんがダンスを習っているらしいから・・・」くらいの気持ちだったのですが、『そうか、ダンスを習うのは、本気で有名人になりたくて子供のころから習っている人じゃないとダメなのか』と妙に納得してしまい諦めてしまいました。
(10歳前後の娘が何かを始めるのに「もう遅い」という概念を植え付けた両親を若干恨みますが、世代や育ってきた環境から考えると仕方ないことですね。)

併せて私は本当に運動が嫌いな子供でした。
走るのもダメ、鉄棒や跳び箱も大嫌い、ドッチボールやキックベースボール等の球技も死ぬほど嫌いでした。
できないのにさせられる、痛い思いや恥ずかしい思いをしてまで参加を強制される体育の授業や運動会が大嫌いでした。
中学校の部活で剣道を選んだのも、走らなくていいいいし1回の試合時間が短いからとう理由で選ぶ程、飛んだり走ったりするのが苦手でした。(実際剣道では3分間の試合の中でかなりの気力と体力を消耗しますし、その3分の為の日々の鍛錬がとてつもなく辛いという事をその頃は知りませんでした。)*ちなみに剣道はちゃんと続けて2段まで取りましたよ。

そのぐらい運動が苦手だった私は高校卒業後に国家公務員として様々な地域でお仕事をするのですが、社交ダンスに出逢ったのは23歳の時、小さな田舎町の社交ダンス教室でした。

やはりスタートは遅かった。それでもガチになれた理由。

仕事終わりの夜の散歩中、電気がついていた教室にフラッと入ってみると、男性の先生と綺麗なお姉さんがレッスンをされていました。
今考えると予約もせずにレッスンに急に現れた失礼な見学者なのですが、快く受け入れてくださったことからその教室に通い始めることになったのです。

しかし23歳でダンスを始めた場合、現役の競技選手を目指すには遅いという事でした。
身体づくりはもちろん、リーダー(パートナー)探しがしづらい環境という点でも競技選手になるには不利な環境でのスタートでした。
しかし、社交ダンスは競技会がすべてではありませんし、高齢の方でも長く楽しめる芸術スポーツですので、気楽に始めることにしました。

しかしやればやるほどハマってしまうんですね。(笑)
仕事終わりも週末も、グループレッスンと個人レッスンに行き続ける私を見て周囲の人たちは、「何が楽しいんだ?」「お金もかかるだろうに、職場の飲み会を断ってまで行く価値はあるのか?」「プロになるわけでもないのに毎日のように習いに行く意味はあるのか?」と。

私自身がはっきりと、

  • 好きだから、上手になりたいから行くんです。
  • 憧れている選手みたいに踊れるようになりたいからです。
  • 社会人になってから何かのプロを目指してはいけないんですか?

と、言えればよかったのですが、当時の私は自分に自信がなく、『えへへ、すみません。ダイエットの為です~。』なんてごまかしていました。

・こんな太っている体でダンサーになりたいなんて言えない
・いつか人前で踊りたいと思っているなんて言えない

そんな思いを隠しながらもダンスを辞めたいと思わなかったのは、やはりダンサーが魅力的だからです。
有名な競技選手はもちろん、同じスタジオで踊るお姉さん、80代でも背筋を伸ばして踊られる女性、みんなとても美しかったからです。
私もそうなりたいと思ったからです。

運動音痴は関係ない!好きこそものの上手なれ

社交ダンスを始めて約5年が経過する頃、私はひょんなことからポールダンスに出逢います。
ポールダンスというと卑猥な物を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思いますが、現在では世界大会も行われるほどフィットネス分野としても認められています。

子供の頃から逆上がりもできない私がポールダンスなんてできるのか?と自分でも疑問でしたが、社交ダンスを5年以上続けていたおかげで、『やったことない、自分にできる訳がないと思うことも、続けていれば自信がついてくるものだ』と実感できるようになっていました。

ポールダンスをみっちり2年間習い、かなりの技も会得することができました。
一度ポールから落ちてしまいそれなりのケガをしてしまったこともあり、高難度の技を学ぶのは中断してしまいましたが、ポールダンスのおかげで社交ダンスのレッスンだけでは身に着けられなかった筋肉の動かし方を学ぶことができたのは思わぬ産物でした。

年を取っていても、運動嫌いでも、リズム感なくても、やりたいと思えば絶対できる!

アーティストのミュージックビデオのダンスを見るのが好きな人や、ミュージカルや映画の一部としてダンスを楽しみたい人もいると思います。
ダンサーとして人前で踊りたい人もいれば、人に教えることでダンスに携わりたい人もいます。
ダンスは芸術でありスポーツですから、見るだけも良し、自分がやってみるのも良し!自由なのです。

今日の自分が一番若いという言葉があるように、「新しいことを始めたい!」って思った今日が、それを始めるには一番若い日です。「この年で始めるには遅すぎる」と思う気持ちは痛いほどわかりますが、10年後の自分がもし「もっと早くに始めておけばよかった」と思ったらきっと後悔すると思うのです。

辞めるのはいつでも辞められるので、気になる物はとりあえず始めちゃえ!の精神でいいと私は思っています。
「自分には向いていなかった」という事がわかった場合、それも一つの新たな気づきになりますしね。

私自身、運動と音楽の才能に恵まれていなかった訳ですが、好きという気持ちだけでここまで来て、今も続けること事ができていると思っています。
そして自分には到底できない技をバンバンこなす若いダンサー達を羨望の眼差しで見つめながら、自分もいつか誰かの記憶に残るダンサーになれたらと年甲斐もなくやる気持ちが止まらないのです。

おまけ

踊れるようになると海外に行くのがより一層楽しくなります!
私はカナダ、イギリス、ドイツで社交ダンスとポールダンスの教室に通いましたが、本当に多国籍な友達が増えます!


英語が上手にできなくても、ダンスで繋がることができるって本当に素敵です。
年齢も国籍も性別も関係なく理解しあえる(楽しめる)ダンスの世界に出逢えて私は本当に良かったと思っています。

Copyright© あいたび , 2020 All Rights Reserved.